unkaiyama’s diary2021

誰にどんなことを伝えたいかは決まってませんが、思ったこと、感じたこと、描いた絵などを投稿しています。

物事の長所ばかりを一方的に見てはいけない。

油絵のような雰囲気(作風)にしたいと思い、背景はべた塗りやではなく、わざと
ムラを出してみた。

過去に、こうやってレースの上によく果物などのモチーフを置いて描かれてる

プロの画家さんがいましたが、その方の絵はとてもリアルで個性的でムダが

ありませんでした。

色鉛筆で絵を描こうと思うときに初心者がどのメーカーの物を使えばいいか

誰かに聞いたり紹介する方をよく、見かけたりします。

自分が気に入った絵を描いてるプロに聞くことでヒントはもらえるかもしれませんが

答えまでは分かりません。

なぜなら、人間に個性があるように画材にも個性があるため、決して万能なもの

はないからです。

一言で初心者と言っても初心者の基準が皆違います。

 

YouTube動画で初心者向けというタイトルをよく入れる人がいますが

僕は、そのタイトルをほとんど信じません。

おそらく皆もそうでしょう。

特に個人的に嫌いなのが『誰にでもできる』という言葉です。

 

初心者向け以上に信用できない言葉だし、何よりも

誰にでも出来てたらつまらないと感じてしまいます。

 

誰でもと言う言葉に食いついてしまう視聴者も多いとは思いますが…

他人に流される自分に抵抗がない人はそれでも良いと思います。

 

プロの方も、その質問者の方がどんな個性を持つ人なのかを知りません。

なので、一概にはどれが正解とは言えません。

 

質問内容を詳しく伝えればそれなりの答えというか、ヒントは

出るかもしれませんが…

 

この画材が初心者に絶対におすすめです、と自信もって言い切ってくる人は

一見説得力があるように見えますが、十分な根拠はほとんどないと思います。

それに、プロの方に聞いて簡単に答えが出てしまったらそれはそれで逆に

面白くなくなるかも知れません。

絵を描く以外に対しても言えることですが

 

 

例えば富士登山の場合、(絵の話とは少しズレてしまいますが…)

登山コースで富士宮口ルート

初心者向けだと簡単におっしゃってる方をよく見かけますが、これも一概には

言えないと思います。なぜなら、人は皆平等な生き物ではないからです。

単純に最短距離だから初心者でも楽に行けると思い込んでいる方も多いでしょう。

または、営業してる山小屋も多く周りには人がたくさんいるので高山病などで

体調崩して倒れても、誰かが助けてくれるだろうと考える人もいるでしょう。

このコースは、初心者には寧ろ、油断しやすく思わぬトラブルを起こしやすい

コースな気もします。なぜなら、このコースに関しては長所しか語っていない方が

多いからです。スタート地点からいきなり空気が薄くなっていることも知らず

碌な下調べや準備もせずに登って体調を崩してしまう人も多いでしょう。

最悪の場合、ルールを無視して登山道の外を歩いてしまうアホな人もいたりします。

※落石事故の原因に繋がるので絶対にやめましょう。

現在は、取り締まりの強化が進んでいるかも知れませんが…

個人的には人混みが苦手、ストック(トレッキングポール)がどうしても必要、対向者と道を譲り合うのがしんどい、マイペースに行きたい、内向的で1人の時間が落ち着く

後ろに人がいると常にプレッシャーを感じて精神的な意味で疲れやすい

こういった方には初心者、上級者とかは関係なしに最短ルート(というより人気ルート)は基本的には向かないと考えています。

初心者かどうかよりも人柄の問題の方が左右されやすいと思います。

 

絵や画材の話とは、ずれてしまいましたが、アートに対しても

似たようなことが言えると思います。

 

向き不向きを

初心者基準で選んでもあまり、自分らしい絵が描けずモチベーションも保てなかったりする人もいます。

 

そのような経験が決して無駄だというわけではありませんが…

 

絵を描くこと自体が自分に向いてなかったんだ、と判断して諦めちゃう人も

いると思いますが

大事なのは、うまくいっても失敗を感じても気づくいて学ぶこと

なのかなと思います。

この画材を使ってみたけど、なんか自分に合わないなぁ

と感じた時にそれはなぜだろう、と自分に聞いてみるのも良いと思います。

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